
あなたも私もアーティスト?! 100均で揃う材料で紙刺繍アートに挑戦してみよう 夏休みの自由研究にもおすすめ
- ORIMONO

もうすぐ待ちに待った夏休み! 子どもたちにとって楽しみでいっぱいのシーズンがやってきます。
今回は、夏休みの大きな宿題「自由研究」のテーマを考えている皆さんへ織物屋ならではのアイデアをご提案。お子さんの年齢や制作時間に合わせて選べるよう、レベル別に4つのオリジナル作品づくりを紹介します。
目次
自由研究は、自分でテーマを決めて自由に取り組むことができる課題です。お子さん自身が主体的に取り組むことで、大きな成長のきっかけになります。しかし、お子さん自身でテーマを見つけ、決めることはなかなか難しいもの・・・。
そこで今回は、自由研究のアイデアとして、ファブリックメーカーの川島織物セルコンから、私たちの身近にある「織物」について学ぶことができるオリジナル作品づくりを4つ提案します。お子さんの年齢や制作時間などからレベル別に紹介していますので、お子さんの好みに合わせて、ぜひお試しください。
今回紹介するオリジナル作品づくりで使用するのは、毛糸や布、食品トレーなど、家にあるものや100円ショップで簡単にそろえることができます。身近な材料を使ったオリジナル作品づくりで、織物の魅力に触れてみましょう。
さて、ここからは、お子さんの年齢や制作時間などから「初級編」「中級編」に分けて、自由研究のアイデアを紹介していきます。制作時間は基本の作り方であれば、中級編でも最長5時間程度と、集中して取り組めば1日で完成することができます。
また、アイデアの中には「応用編」として、それぞれの基本の作り方を生かして自由な発想で楽しく制作した作品も紹介しています。基本の作り方を覚えたら、こちらもぜひ、チャレンジしてみてください。
※はさみや目打ちなど刃物・とがった道具を使う工程もあるため、けがに十分気を付けて、保護者の方と一緒に行ってください。

100円ショップで手に入るガーゼハンカチとアクリル絵の具を使って簡単にできる染色体験です。染織技法の基本として「絞り染め」の一例を紹介しています。絞り染めは、布の一部をひもや糸などで絞り、染料が染み込まないようにすることで模様を出す染め方です。火や熱湯を使用しないため、安全かつ簡単に染色の仕組みを体験することができます。
ハンカチはもちろん、洋服などの身近なものに、どのように色が付けられているのか学んでみましょう。
応用編 さまざまな方法でハンカチを染めてみよう

工夫次第で、自分だけのオリジナルのハンカチを作ることもできます。
材料や道具、基本となる作り方は同じです。2色の絵の具で半分ずつハンカチを染めたり、ビニールひもの代わりに割りばしや定規でハンカチを挟んだりと、絞り方や染め方を変えることで、さまざまな模様にハンカチを染めることができます。
ぜひ、自分なりの方法で楽しんでみてください!

100円ショップで手に入る毛糸を使った、糸の作り方を学ぶことができるアイデアです。シャツやカーテンなどの「繊維製品」に使われている糸ですが、よく見ると、複数の糸がねじれて一本の糸になっています。この複数の糸を一本の糸にすることを「撚り」といいます。2本の毛糸を使って、撚りをかけた糸「撚糸(ねんし)」を作り、その撚糸を使ったスタンプやストラップ、コースターなどを作ってみましょう。




普段は捨ててしまう食品トレーや100円ショップで手に入る糸を使った、織物コースターです。手織りのコースターは手作り教室などで大人向けにも多く紹介されていますが、基本的な織り方なら小学生でも大丈夫! 基本的な織り方をマスターすれば、糸の色や種類を変えるだけでバリエーションも無限大です。食卓を彩り、リアルに使える自分だけの「織ジナルコースター」づくりで、織物ができる仕組みを学んでみましょう。
応用編1 水族館のジオラマ

海の生き物を織り、透明のケースや織物で作った壁紙を貼り付けた段ボールにつるした作品です。
基本的な織り方は「織ジナルコースター」と同じです。最後の工程を変えるだけで、お魚やタコ、イカなどを簡単に作ることができます。使う糸の数や種類を工夫して、ぜひ自分なりに楽しんでみてください!
応用編2 ポシェット(サコッシュ)

スマートフォンや小物を入れられるポシェット(サコッシュ)です。
こちらも基本的な織り方は「織ジナルコースター」と同じです。写真の作品では、100円ショップで見つけたもこもこした毛糸を使ってみました。また2種類のヨコ糸を交互に通したり、ヨコ糸を通す間隔を変えてみるなど、糸の通し方も色々試してみました。ボタンや肩紐をつければ、ちょっとしたお出かけにも使うことができます。ぜひ、チャレンジしてみてください!

紙に糸を使って絵を描いていく「紙刺繍」で、自分だけのアート作品を作ります。「刺繍」と聞くと難しそうですが、紙にあらかじめ穴をあけておいてから糸を通していくため、思ったよりも簡単にできます。基本の作り方として、ハガキ大の紙に、夏にぴったりなヒマワリを刺繍する方法を紹介しています。基本的な作り方を練習しながら、布に絵を描く方法のひとつである刺繍について学んでみましょう。
応用編1 うちわ

暑い夏に便利なうちわ。
刺繍の方法は基本的な作り方と同じです。A4サイズの紙に好きな図案を描いて刺繍し、うちわの形に切り取り、うちわの骨に貼り合わせます。写真の作品では、カブトムシとスイカを刺繍してみました。カブトムシやスイカは、ふちだけでなく体や実にも刺繍をすることで、より立体感を出すことができます。ぜひ、オリジナルのうちわを作ってみてください!
応用編2 封筒とポストカード

封筒とポストカードに刺繍をした、オリジナルレターセットです。
こちらも刺繍の方法は基本的な作り方と同じです。個性的でかわいいポストカードで、暑中見舞いやバースデーカードを送ってみてはいかがでしょうか。
今回は夏休みの自由研究のアイデアとして、私たちの身近にある「織物」について学ぶことができるオリジナル作品づくりを4つ紹介しました。
基本の作り方をマスターすれば、工夫次第でさまざまなオリジナル作品を作ることができます。応用編へのチャレンジや、毛糸の代わりにリボンや荷造りひもを使う、今回紹介した作品の作り方を組み合わせるなど、自由な発想で楽しく取り組んでみてください。
織物は、タテ糸とヨコ糸が交わるシンプルな構造ですが、素材となる糸や糸の通し方、糸を染める色などを使い分けることで、さまざまな表情を見せてくれます。そして、シンプルな構造ながらも、ひとつの織物を作るまでにはさまざまな工程があります。KAWASHIMA Storiesでは、織物ができるまでの工程を全5回に分けて紹介しています。
夏休みの自由研究として、作品づくりと一緒にこちらもチェックしてみてください。
実は奥が深い織物。今年の夏休みは、織物の魅力に触れてみませんか。
もっと織物を知りたいときは
織物ができるまでの工程を紹介しています。
・織物ができるまで 1 デザイン画をつくる
・織物ができるまで 2 設計する
・織物ができるまで 3 糸を染める(機械染め)
・織物ができるまで 4 糸を染める(手染め)
・織物ができるまで 5 織る
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