資源の循環利用の促進
カーペット・カーテンのリサイクルシステムの構築
廃床材リサイクル循環システム「e-RECYCLED」
川島織物セルコンは、2003年に業界ではじめて使用済みタイルカーペットを再利用するシステム「e-RECYCLED」を構築しました。
現場で出る廃材を捨てるのではなく、再び資源に変えて、タイルカーペットやビニル床タイルにリサイクルする取り組みを20年以上継続しています。
2026年からは、回収・再資源化の対象に置敷きビニル床タイルも追加。「埋め立てから100%リサイクルへ」を掲げ、石油由来の原料に依存しない、国内完結型のサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。
産業廃棄物として埋め立て処理をされることが多いタイルカーペット、ビニル床タイルをリサイクルすることで、埋め立て地に捨てられる廃材を減らし、持続可能な生産と消費活動に貢献していきます。
広域認定取得によるケミカルリサイクル
川島織物セルコンのカーテン・カーペットには、使用後の製品を、完全リサイクルする仕組みを導入しています。
不要になったカーテン、カーペットを回収・粉砕したのち、循環再生利用設定のケミカルリサイクル手法で、CO2を発生させずに炭化水素油・ガス・炭素に再生します。
インテリア業界では、2010年3月に川島織物セルコンが初めて広域認定を取得し、確立した手法です。
この手法を用いてリサイクルを進めることで、産業廃棄物の削減に貢献します。
再生素材の利用
廃床材の再生利用
川島織物セルコンのタイルカーペットや置敷きビニル床タイルは、環境配慮型商品としてエコマーク認定を受けています。
「e-RECYCLED」の構築により、本来は産業廃棄物となる使用済みのタイルカーペットやビニル床タイルをバッキングの主原料に使用することで、温室効果ガス(CO2等)の削減にも貢献しています。
この「e-RECYCLED」システム適用商品は、ライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく環境保全に役立つ商品と認められています。
※一部除外品あり
リサイクル糸を使用
川島織物セルコンのタイルカーペットのパイルには、アクアフィル社の「ECONYL®(エコニール)」やユニバーサルファイバー社の「Thrive(スライブ)®」等、さまざまなリサイクル糸を積極的に使用しています。
海洋廃棄物の漁網や繊維くず、古いタイルカーペット、工場内端材などの廃棄物から再生された“リサイクルナイロン”を採用することで環境負荷の低減に貢献しています。
※一部除外品あり
― 床からエコとデザイン性の融合
iF DESIGN AWARD 2020 受賞
川島織物セルコンのタイルカーペットシリーズ「MODE STYLE」が、国際的に権威のあるデザイン賞の「iF DESIGN AWARD 2020」を受賞しました。
「iF DESIGN AWARD」はドイツのiF インターナショナル・フォーラム・デザインが主催し、優れたデザインの証として世界で最も認知されているデザインアワードの一つです。
高いデザイン性と環境への取り組みが評価され、プロダクトデザイン部門「iF product design award 2020」での受賞となりました。
ゼロエミッションへの挑戦
製造工程では、廃プラスチック等を再利用するなどの取り組みを重ね、2007年からゼロエミッションを継続しています。
物流・縫製の工程では、製造工程で生じる生地のロスを用いてカーテンのサンプルやノベルティを作成するなど、廃棄物を有効に活用することで、資源循環を目指しています。
ゼロエミッションの定義
※ 廃棄物排出量=社外に持ち出した産業廃棄物及び事業系一般廃棄物
※ 社外リサイクル量=廃棄物排出量の内、埋立処分(単純焼却)せず再生利用・熱回収された量
― 廃残布国内回収リサイクルシステム「f-RECYCLED」
生地の端切れや生産工程で出る残糸などを再びワタ状の繊維に戻し、糸やフェルトの原料へと再生する「反毛(はんもう)」技術。当社はこの技術を用いたリサイクルシステム「f-RECYCLED」を構築しました。再生資材を自社製品へ活用し、付加価値の高い商品として製品化するというサーキュラーエコノミーの実現を目指します。
プレスリリース:廃残布国内回収リサイクルシステム「f-RECYCLED」を構築
ロス生地・糸の再利用
廃材の有効活用
製造工程で生じる生地のロスを用いてカーテンのサンプルやノベルティを作成したり、生地や糸のロスを活用した小物の企画・販売やワークショップ開催なども行い、資源の再活用を推進しています。