置敷きビニル床タイルの再資源化を実現 ― 廃床材リサイクル循環システム「e-RECYCLED」が進化 ―
株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区 社長:光岡 朗)は、2003年より運用してきた廃床材リサイクル 循環システム「e-RECYCLED※」において、2026年より新たに置敷きビニル床タイルの回収・再資源化を開始しました。

現在、使用済みタイルカーペットの回収リサイクルは市場の20%を超えるまでになりました。しかしながら、いまだ約80%が産業廃棄物として埋め立て処理されています。当社は、この現状を変えるべく「埋め立てから100%リサイクルへ」を掲げ、石油由来の原料に依存しない、国内完結型のサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。「e-RECYCLED」は、メーカーを問わず使用済みタイルカーペットを回収・再資源化するリサイクルシステムです。回収された廃床材は素材ごとに分別・粉砕され、微粒子化した「リファインパウダー」を製造。これをシート状にした「リファインバック」を、新たな床材のバッキングとして使用し、再び製品に生まれ変わらせます。
また当社は2024年より回収・リサイクルの促進活動に注力し、お客さまとともに「埋め立てから100%リサイクルへ」の啓発を行ってまいりました。多くのお客さまからのご賛同をいただき、回収・リサイクルの流れは確実に拡大しています。こうした取り組みの積み重ねにより、長年目指してきた置敷きビニル床タイルの再資源化を実現。回収した廃材を「ワックスフリーリファインバックエグザ」の原料の一部として活用を開始しました。
現在、当社のタイルカーペットおよび置敷きビニル床タイルの約90%において、再生原料「リファインバック」をバッキングの主原料として採用しています。製品はエコマーク認定品・グリーン購入法適合品であり、SuMPO EPD(旧:エコリーフ)にて温室効果ガス排出量を登録・公開しています。
本システムの最新の進化については、2026年6月2日(火)〜4日(木)に東京ビッグサイトで開催される国際オフィス家具見本市「オルガテック東京2026」(当社ブース:S1-L03)にてご紹介予定です。
※環境保全を意味する「Ecology」と再資源化を意味する「Recycle」を組み合わせた造語
廃床材リサイクル循環システム「e-RECYCLED」
川島織物セルコンが2003年に構築した、開発・製造・回収・再生まで一貫した廃床材の循環型リサイクルシステム。当社のタイルカーペットや置敷きビニル床タイルは、バッキング材の主原料に本来は産業廃棄物となる使用済みタイルカーペットの廃材を使用しています※。産業廃棄物として埋め立て処理をされることが多いタイルカーペットを再資源化し、リサイクルバッキングとして使用することで持続可能な生産と消費活動に貢献します。
※一部除外品あり
「e-RECYCLED」の流れ
ビルなどで使用済みとなったタイルカーペットや置敷きビニル床タイルを回収し、リサイクルプラントにて素材ごとに分別・粉砕します。微粒子化した「リファインパウダー」をシート状にした「リファインバック」を新たな床材のバッキングとして使用し、再び市場に戻します。

川島織物セルコンの環境への取り組み実績(主な歩み)
| 1999年 | 市原事業所 ISO14001認定取得 |
| 2003年 | 業界初、廃床材リサイクル循環システム「e-RECYCLED」を構築 |
| 2007年 | 製造工程でのゼロエミッションを達成、以降継続 |
| 2008年 | カーボンオフセットタイルカーペット 発売 |
| 2010年 | 業界初、カーテン・カーペットのケミカルリサイクルの広域認定を取得 業界初、「エコ・ファースト企業」に環境大臣より認定 |
| 2011年 | 「エコマークアワード2011」銀賞受賞 |
| 2020年 | 「iFデザインアワード」受賞 |
| 2023年 | SBT1.5℃目標の認定を取得 |
| 2024年 | 「THE NEXT VISION 2024」 にて廃床材回収リサイクルの促進の啓発活動を開始 |
| 2026年 | 「e-RECYCLED」で置敷きビニル床タイルの回収・再資源化に成功 廃残布国内回収リサイクルシステム「f-RECYCLED」を構築 |
川島織物セルコンの環境活動は、オフィシャルWebサイトで公開しています。
https://www.kawashimaselkon.co.jp/company/csr/