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染色は素材・用途にあった染料・染色方法が使い分けられます。
染料には酸性染料・含金属酸性染料・反応性染料・直接染料・分散染料・塩基性染料・草木染染料等があり、絹・綿・ウール・麻・再生繊維・合成繊維等によって染料を変えます。

また、染色技法には大きく分けて侵染染色・捺染染色とがあり、前者は主に原料の段階での染め(先染め)で後者は、生地に仕上がってからの染め(後染め)になります。

祭礼幕等に使われる場合は、日焼けなどによる変色、色褪せが少ない染色堅牢度の高い化学染料が多く使われます。

 【秩父まつり会館 腰幕 波涛の図】→

秩父夜祭、秩父まつり会館・展示屋台 腰幕部分「波涛の図」
紺地に白く染抜き加工で「波涛」を表現
山車の足回りの幕は汚れやすいので、昔の人は洗えるようにと染で製作したようです。

【城端出丸町染腰幕】↓

城端祭 出丸町庵屋 胴幕「唐子遊図」拡大図、 縮緬地に手描染めにて復元しました。