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これからの 建築/デザイン を考える 第5回 南馬越一義氏

これからの 建築/デザイン を考える 第5回 南馬越一義氏
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川島織物セルコン Web勉強会  レポート

今、私たちの生活・価値観は大きく変わりつつあります。
「今起きている変化をポジティブなものにしていくために、私たちに何ができるのか?」というテーマを、建築やデザインに関わる方々と、一緒に探求していきたいと、勉強会を開催しました。

第5回目は、ファッションデザイナーがデザインした生地を川島織物セルコンで制作、その織物をエッグチェア(Fritz Hansen)に張り込むというイベント『織物屋の試み展』で、ファッションデザイナーの選出を手掛けたビームス創造研究所のシニアクリエイティブディレクター 南馬越一義氏をお迎えし、ファッションの観点で考えるデザインについて伺いました。

■第5回 川島織物セルコン Web勉強会 「これからの建築/デザインを考える」
日時:2020年11月20日(金)19:00~21:00
ゲスト:南馬越一義氏

■南馬越一義(みなみまごえ かずよし)氏 
1984年ビームスに入社。後に店長、バイヤー、レディース部門を統括するクリエイティブディレクターを経て、
現在はビームス創造研究所のシニアクリエイティブディレクターを務める。世界中を飛び回り、旬なデザイナ
ーを発掘し続け、フランス文化省主催の若手デザイナー支援コンクール「アンダム」の審査員としても活躍。
2019年8月に Rakuten Fashion Week TOKYO を運営するジャパンファッションウィーク推進機構のファッション
ウィーク実行委員に選出される。

「魅力ある伝統は、変わらないために変わっていっている。変わるためには、単に技術、単に柔軟性があるだけでは無く、形にできたり、新たな形を引き出せるリテラシーやセンスが必要。例えば、織物屋の試み展であれば、デザイナーからの依頼を川島織物セルコンの解釈で新たに提案し、形にしている」「例えば近年、注目を集めるようになってきた波佐見焼という陶磁器がある。波佐見には若いセンスのある方がいるし、外部の方を招へいしてやることもある。もしセンスを持っていなかったら、そのような人を呼べる、そのような人と組めるようにすればいい。博物館に置くのあればいいけれど、今も使われるモノでなくてはならないのだから、100年前とは違うのだから」など、ご自身の体験も交え、とてもわかりやすくお話を下さいました。

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