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国内インテリア業界初 通常SBT認定を取得 脱炭素社会の実現に向けて

株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区 社長:光岡 朗)は、2030年度に向けた温室効果ガス排出削減の目標について、国際的なイニシアチブ「SBTi(The Science Based Targets initiative)」からSBT認定を取得しました。

SBT(※)とは、パリ協定が求める温室効果ガス削減の⽔準と整合した、企業が設定する削減⽬標のことで、科学的根拠に基づいて企業の温室効果ガス削減を可視化するものです。当社は、Scope1と2で2019年度比47%の削減、Scope3カテゴリ1で27.8%の削減とする目標が承認され、今般、認定企業となりました。

※SBT
パリ協定が求める温室効果ガス削減の⽔準と整合した、企業が設定する削減⽬標。「気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」というパリ協定の考え方をもとに、科学的根拠に基づいて企業の温室効果ガス削減を可視化するもの。認定企業数は世界で2,886社、日本では601社となっている(2023年9月30日時点)。 SBTは、大企業向けの通常SBTと中小企業向けSBTの2種類があり、中小企業向けSBTは削減対象範囲がScope1、2に絞られている、認定費用が安価、認証までのプロセスが簡略化されているなど、企業負担が軽く設定され中小企業にも取り組みやすい内容になっている。

□目標設定の背景・経緯について

世界各地で発⽣する⾃然災害に象徴される地球温暖化、不⾜する⾷料や⽔、資源・エネルギーの確保など、持続可能な社会の実現へ向けての課題は⼭積しています。 川島織物セルコングループは、京都議定書採択の地 “京都” に本社を置く企業として、早くから環境対応を経営の重要課題と捉え、環境配慮型商品および環境配慮型技術の開発、ガス・電⼒使⽤の効率化、エコ電⼒の活⽤などの取り組みを推進してきましたが、地球規模での活動が求められている今、さらなる活動の強化が必須と考え、パリ協定に即した温室効果ガス排出削減の目標を設定しました。

□目標達成に向けたロードマップ

京都の本社に併設の工場(市原事業所)を中心に進めてきたエネルギー使⽤の効率化、省エネ設備使用などに加え、製品に用いる再生原料の使用率の拡大などの開発面での取り組み、⽣産・調達・販売などサプライチェーン全体における排出量削減活動(サプライヤーエンゲージメント)などを推し進め、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

□参考資料

川島織物セルコンの環境活動は、オフィシャルWebサイトで公開しています。

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