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大阪・関西万博 ジュニアSDGsキャンプでワークショップを開催しました

川島織物セルコンは、大阪・関西万博の「ジュニアSDGsキャンプ」に参画し、8月21日(木)に、西ゲート近くのサステナドームにて「緞帳の余り糸を活用した織物製作体験」を開催しました。

オリジナルコースターづくりの様子

「ジュニアSDGsキャンプ」とは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」やSDGsの理念を次世代に伝えるため企画された、小学生~高校生対象のSDGsや環境問題をテーマにしたイベントです。

当社では、緞帳に加え、カーテンや帯、お祭りの幕などを織っていますが、製造工程や機械の都合上、糸を少し多めに用意する必要があり、どうしても糸が余ってしまいます。製品を織ることは難しいけれど、廃棄するにはもったいない糸。これらを有効に活用し資源循環を目指すため、リサイクルなど再資源化に取り組んでいます。

余り糸を活用した織物製作体験も、余り糸を有効活用する取り組みの一つ。
地球の未来を担う子どもたちの環境問題についての関心を深めたい、そして織物製作を身近に楽しんでほしいとの思いから、このイベントを開催しました。

夢中で織り進める子どもたち

緞帳の余り糸と食品トレーを活用して、思い思いに織物コースターを作っていきます。初めは、織物と聞いてもイメージがわかない様子の子どもも見受けられましたが、タテ糸とヨコ糸が交差して織物ができてくると、夢中になって黙々と織り進め、終盤では「まだまだ織り続けたい」と時間を惜しむ声も多く聞かれました。

完成した世界に1つだけの織物コースターを手にし、「織物の仕組みが分かって楽しかった!」「職人さんのすごさがよく分かった」などのうれしい声も聞かれました。また、保護者からは「実際に織ってみるとバランスよく力を入れるのが難しく作ることの大変さがよく分かった」といった声もあり、織物づくりを体感いただけたようです。

川島織物セルコンは、子供たちの環境を大切にする心の育成の一助となるべく、環境教育につながる取り組みを続けていきます。

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