2022年9月、神奈川県立図書館が、教育とコミュニティの場、「価値を創造する図書館」として新しく生まれ変わりました。閲覧スペースや公開書庫、通路、イベントも行われる「学び↔交流エリア」などにタイルカーペット（インターフェイス）を採用いただきました。

図書館のある紅葉ケ丘地区は海が近く、かつては神奈川奉行所があり、横浜開港時の歴史を感じることができます。閲覧スペースや公開書庫には、そのような横浜の海をイメージできる空間になるよう、海からヒントを得てデザインされたシリーズ「Net Effect Collection ネット・エフェクト コレクション」をお選びいただきました。また通路や「学び↔交流エリア」には、シンプルながらも色にこだわった無地調のタイルカーペットが敷かれています。

1954年11月に開館した神奈川県立図書館は、日本のモダニズム建築を代表する建築家・前川國男によって設計されました。また、前川國男は紅葉ケ丘地区にある公共建築も数多く手がけています。生まれ変わった本館も、周辺の建築群に馴染むように、前川建築のエッセンスを受け継ぐように設計されました。

なお、これまでの本館は「前川國男館」としてリニューアルオープンされる予定です。

神奈川県立図書館 特設サイト