珠洲市狼煙町に竣工した「狼煙のみんなの家」にカーテンと暖簾を提供しました
2025年7月、石川県珠洲市の北東部に位置する狼煙町に「能登のみんなの家」第一号となる施設「狼煙のみんなの家」が竣工し、オープニングイベントが開催されました。川島織物セルコンは、このたびのプロジェクトにおいて「狼煙のみんなの家」にカーテンと暖簾を提供しました。



今回完成した「狼煙のみんなの家」は、奥能登での第一号として、今後、地域の人々が集う食堂やイベント、伝統行事の会場、防災拠点など、多目的に活用される予定です。
2025年7月13日に行われた竣工式には、運営団体や地域住民、設計関係者、協力企業など多くの関係者が参加しました。石川県副知事や珠洲市長による祝辞に加え、地域の伝統芸能「馬緤(まつなぎ)キリコ太鼓」の演奏や、「第1回みんなの食堂」での食事提供など、地域のつながりを感じるあたたかな場となりました。


川島織物セルコンは今後も暮らしに寄り添い、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けてまいります。
「能登のみんなの家」について
「能登のみんなの家」は、令和6年能登半島地震からの復興支援を目的として、NPO法人HOME-FOR-ALL(代表:伊東豊雄氏)と地域団体、設計事務所が連携して進めるプロジェクトです。
「みんなの家」は、被災地における地域住民の交流と支え合いの場をつくるプロジェクトとして、2011年の東日本大震災をきっかけに発足し、これまでに東北で16棟、熊本では地震や水害の被災地で130棟以上が建設され、地域に根ざした活動を支えています。
「狼煙のみんなの家」基本情報
企画:HOME-FOR-ALL
事業主体:奥能登日置らい
資金助成:日本財団
設計:クライン ダイサム アーキテクツ
施工:家元
協賛:石川県里山振興室、石川樹脂工業、インターオフィス、オカムラ、カリモク家具、川島織物セルコン、協和道路、グリーンコープ共同体、子ども未来支援財団、大光電機
協力:亀井提燈、瓦バンク、センコーグループホールディングス、NTTドコモビジネス、堀瓦工業、モノクローム、良品計画、VAN (ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク)
写真:松田咲香