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きもの研究家 草柳アキさん寄贈品でつづる「昭和のはじめを駈け抜けた とっておきの一着」展 川島織物文化館

川島織物文化館 2022年3月1日(火) ~ 2023年1月31日(火)

株式会社川島織物セルコン(本社:京都市左京区 社長:木村弘一)は、本社に併設の川島織物文化館(京都市左京区)で、「昭和のはじめを駈け抜けた とっておきの一着」展を3月1日(火)より開催、きもの研究家の草柳アキさんがかつてコレクションされた和装品の数々を紹介します。

四つ身 長襦袢「入子菱に霰」(よつみ・ながじゅばん・いりこびしにあられ) 1935年頃

川島織物セルコンは、創業当時よりモノづくりの参考になる古今東西の珍しい染織品を収集、その多くを川島織物文化館で収蔵し、継承してきました。収蔵品の中には、何かのご縁で寄贈された貴重な品も数多くあり、きもの研究家の草柳アキさん(石川あき/1927-2007)より寄贈を受けた和装品もその一つです。草柳さんは代々続く医師の家に生まれ、自身も帝国女子薬学専門学校(現:大阪医科薬科大学)を卒業しますが、母や祖母の影響で幼年時代から親しんだきものの研究家として活躍されました。そして自身のコレクションの保存と伝承、今後の研究材料にと、1992~2003年にかけて240点余りを川島織物文化館に寄贈いただきました。寄贈品の中核は昭和初期から中期の晴れ着で、色柄は時代性を色濃く反映しており、和服史上においても伝え残すべき大変貴重なものばかりです。
本展では、華やかさの中にモダンさを感じる振袖、今では貴重な丸帯や隠れたオシャレを演出する色あでやかな長襦袢など選りすぐりの逸品を紹介します。

昭和のはじめを駈け抜けた とっておきの一着

会期2022年3月1日(火)~ 2023年1月31日(火)(予定)
会場川島織物文化館
休館日土・日・祝祭日、夏期、年末年始
(川島織物セルコン休業日)
入館料無料
  • ご見学は完全事前予約制です。
  • 川島織物文化館は、新型コロナウイルス感染防止のための対策を講じた上で、運営をしています。ご理解とご協力をお願いいたします。
    詳細は ホームページ をご確認ください。

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