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環境学習授業を実施しました 鳳徳小学校・福西小学校

京都商工会議所が主催する「小学生への環境学習事業」の一環で、10月22日に京都市立鳳徳小学校(京都市北区)で、11月13日には京都市立福西小学校(京都市西京区)で、「おりもの や せんい の エコについて考えよう」と題して4年生を対象とした環境学習授業を実施しました。

繊維の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の重要性を小学生にも身近な「服」の事例から紹介、また、簡易織り機での織物製作体験からモノを作ることの苦労や面白さを感じてもらい、物を大切にすることの重要性を伝えました。

学習プログラム

項目内容
繊維(織物)業について当社の商品の製造過程をクイズ形式で紹介しながら、繊維業について知ってもらう。
3Rとは”服”が年間約30億着(約100万トン)廃棄されている現状から、
・リデュース(Reduce)
・リユース(Reuse)
・リサイクル(Recycle)
という3Rの考え方を学ぶ。
ペットボトルから糸ペットボトルからポリエステル糸を作る実験動画を鑑賞。
リサイクル原料が織物に生まれ変わることを学習。
織物体験廃棄する段ボールで作った簡易織り機と、廃棄予定の残糸(製品生産時に出る余り糸)での織物体験。織り機は持ち帰ってもらう。
モノづくりの体験から、モノを大切にすることを感じてもらう。
織物の仕組みを紹介(福西小学校)
織体験で織物の仕組みを学ぶ(鳳徳小学校)

「小学生への環境学習事業」は、京都企業の環境技術や環境問題への取り組みを広く紹介することを目的として、京都商工会議所が主催し2002年度から実施されている事業です。企業の担当者が小学校へ出向いて授業を行うことで、地元企業への関心を深めてもらうとともに、環境問題への意識付けや「科学する心」や「ものづくりする心」を養う事を目指しています。また、キャリア教育の面からも貴重な機会との評価を受け、積極的に行われている取り組みです。川島織物セルコンは、モノづくり体験を通してモノを長く大切に使う事の素晴らしさを感じて欲しいという思いを込め、毎年2~5回程度、このような織物体験授業を行っています。

授業で製作した織物を「家に飾っています」と報告してくれた児童もいました。