主に帯地、緞帳、祭礼幕や織額などの美術工芸織物の製作から販売までをする事業部で、私は帯地の営業を担当しています。

某有名デパートと北海道地区の呉服専門店への営業活動が、主な業務です。日々の配達をはじめ、催しの企画、販売、プライベートブランド製作などを行っています。だいたい午前中はお得意さまを回って、午後から配達、書類作成、催事の企画提案などで1日が終わります。月に2〜3回は、お得意さまの販売員の方に同行して、自ら販売もします。
また、振り袖用袋帯の新色商品作りも仕事のひとつです。

お客さまに接することができて、モノづくりに携われるところです。お客さまの生の声を聞き、その情報を商品作りにフィードバックできるのが魅力で決めました。

入社3年目にお得意さまの販売員の方と相談、打ち合わせ、意見交換などを重ねて1本の帯を作り上げました。おかげさまで、それがヒット商品に。あの喜びは今でも忘れることはありませんね。

ちょっと抽象的ですが、新しい伝統を作りたいです。
呉服業界は今正直苦しい時期に来ていますが、その灯を消さずに守っていきたい。そのために、志望動機でもある「お客さまの声をかたちに」した帯を1本でも多く作っていくことが目標です。

川島織物セルコンは、思いや気持ちをかたちにできる会社です。自主性を重んじ、行動する人間を応援してくれます。実際私も、失敗すれば飲みに連れて行ってくれ、成功すれば飲みに連れて行ってくれ、悩んでいれば飲みに連れて行ってくれる（笑）、すばらしい先輩方に囲まれて楽しく仕事しています。常に後ろから見守ってくれる風土が根付いたこの会社で、一緒に働けるのを楽しみに待っています。