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∞黒 エンドレスブラック
 染織にみる黒の魅力

さまざまな文化や時代において、多様な意味を持つ稀有な色「黒」。重厚・荘厳・神秘―多様な印象を与えながらも、他の色を引き立て、全体を調和させる不思議な力を持ちます。日本では、礼服に用いられる黒は「黒ければ黒いほど美しい」とされ、より“美しい黒”が追い求められてきました。また、ファッション界ではいつの時代もブラックコーディネートが人気であるように、黒は古くより多くの人々を魅了してきました。
 本展では、明治から現代に至る作品・資料などを、「黒のモト・カタチ」「黒を織る」「黒で魅せる」の3つのテーマで紹介します。  染織の中で息づく黒の魅力を感じていただければ幸いです。

主な出展
  • 裂地見本帳 外国製レース
  • 小袖「雪輪梅模様」(江戸初期)
  • 丸帯地「黒地新唐草」(大正期)
  • ミラノデザインウィーク「百の黒」より(2024)
  •    
関連リンク
∞黒 エンドレスブラック チラシ
プレスリリース
その他
  • 展示作品は展示替により内容が異なる場合があります。
 

ゆめ織るEXPO — 万博と織物の意外なつながり — 
 Prologue:万博のはじまり

世界で最初に開催された万国博覧会は、1851年のロンドン万国博覧会です。日本政府が初めて出展したのは、1873年のウィーン万博でした。そして川島織物セルコンは、1889年の第4回パリ万博で初めての出展を果たしています。
プロローグでは、川島織物文化館に残る明治期の万博に関する資料を紹介します。

主な出展
  • パリ万国博覧会 全景図 ポスター 1889(明治22)年
  • リエージュ万国博覧会 日本館 正門 構想図 1902(明治35)年頃
  • PENROSE'S PICTORIAL ANNUAL Vol.7」1901(明治34)年
 

ゆめ織るEXPO Episode1:Expo1893 Chicago
 “推し活”されたい! 二代川島甚兵衞と2つの織物

シカゴ万博に向け、二代甚兵衞は開幕までに2度渡米し、アメリカのトレンドを肌で感じ取るなど、万全の準備を整えました。そして 約4m×7mという綴織の大型作品「日光祭礼」を出展します。彼がこれほどまでに奮闘した理由は何だったのでしょうか? 当時の日本には、日本の工芸品を美術品として世界に認めさせるという大きな目標があり、そのためには圧倒的な評価を得る作品が不可欠でした。
甚兵衞もその使命を担い、現在で言う”推し” になることが必要だったのです。

主な出展
  • 綴織壁掛「日光祭礼」原画 田村宗立 筆
  • 綴織壁掛「日光祭礼」試織
  • 綴織壁掛「日光祭礼」ボーダー(縁まわし)部 試織

ゆめ織るEXPO スピンオフ
ここにもアート:輝く賞状とメダル

1900年前後の博覧会の賞状やメダルは、博覧会のテーマやその時々の流行をデザインに反映させるなど、小さなスペースに多くのこだわりが詰め込まれており、国家の威信をかけて製作したとも感じられる逸品が見られました。
1889年のパリ万博から1937年のパリ万博の間に開催され、川島織物(当時)が出品した17の博覧会の褒章や記録資料を紹介します。

主な出展
  • パリ万国博覧会(第4回)賞状(1889年)
  • パリ万国博覧会(第4回)メダル(1889年)
  • パリ万国博覧会(第6回)賞状(1937年)

ゆめ織るEXPO 番外編:エレガントなお買い物
 ― 明治の逸品と輸出用ファブリック ―

万博と聞くと思い浮かべるのは、大きなパビリオン会場に近未来を予想させる展示ですが、ちょっとステキなグッズや心惹かれる逸品があれば、欲しいなぁという思いも沸いてくるもの。
ショッピングが楽しいのは明治の頃も同じで、ギフトやおみやげにも出来そうなコジャレた小物や一般販売される商品がたくさん用意されていました。川島織物も万博やその他の展示イベントへ向けて、皿敷(コースター)、ポーチや財布など、多彩なアイテムを手がけ、また、輸出事業の拡大へ向けて、輸出用のファブリックも生産しました。
ゆめ織るEXPO展の番外編として、明治期に制作した輸出用のアイテムを紹介します。日本の美がどのように世界に届けられたのか、楽しんでご覧ください。

主な出展
  • 紋織窓掛地「百花」 (原画:神坂雪佳) 1904~1908(明治37~41)年
  • 綴織椅子張地 原画「草花(百合)」 (原画:谷口香嶠) 1908(明治41)年
  • 綴織(若冲の間 壁面パネル/壁掛) 織下絵「動植綵絵(老松孔雀)」 奥田瑞寛筆 1901(明治34)年頃
  • 装飾用裂地見本 明治中後期

当館は事前予約制です。
見学をご希望の方は、
予め インターネットでご予約 をお願いします。