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素盞鳴神社 例祭「祇園祭」について / 平井悦夫様からの投稿

写真撮影:下川正教

JR山陽新幹線福山駅で、ローカル線の福塩(ふくえん)線に乗り換えて35分。上戸手(かみとで)駅で下車し歩いて5分で、素盞鳴(すさのお)神社が見えてくる。本社は俗に祇園社と称して、備後(びんご)国三祇園社の一つとして古くから知られている。延喜式内古社に列し、かつ大社で、別名「疫隈(えのくま)社」とも「天王(てんのう)社」とも呼ばれている。

「素盞鳴命(すさのおみこと)が南海に渡られ、彼国を開拓し、再び彼の国の貴族を率いて備後国に帰り、その善良なるものに十分の保護を与え、わが国の風習を伝えられ殖民に尽くし給う」と由緒にある。

この社が創立されたのは、素盞鳴命が上国の砌りしばしば立ち寄られ、巨旦を滅ぼし、その兄蘇民(そみん)を助けられたので、蘇民は社殿をつくって、素盞鳴命を祭神として祭ったという伝説がある。

例祭「祇園祭」は、一昔前までは7月14日から16日と決められていたが、現在では7月の第3日曜日を含む金、土、日曜日に行われている。

この大祭には、近隣の市町から数多くの参拝者で賑わう。

特に、祭の最終日の夜、神社の境内は立錐の余地がない程に、人、人、人で溢れかえる。というのも、三体の御神輿が境内の中で一触即発の状況になり、そのシーンを参拝者は固唾をのんで見守る。
御輿は古くから「喧嘩御輿」として有名で、スリリングでエキサイティングな光景を参拝者は楽しみに待っている。
近年は、警察が目を光らせているが、相変わらず喧嘩のシーンを見ることが出来る。

《素盞鳴神社》
宮司 江熊康夫
広島県福山市新市町戸手1-1
TEL0847-51-2958
http://www.fuchu.or.jp/~eguma/