川島織物セルコンのここがスゴイ!

banex® カーボンオフセットタイルカーペット

カーボンオフセットタイルカーペットのここがスゴイ!

もっと 知りたい!カーボンオフセットタイルカーペット

私たちは、業界で初めてエコリーフ(※1)を取得したことにより、CO2排出量を率先して公開してきました。
バッキング部分のリサイクルでCO2排出量の約14%(カラーバンクサキソニーの場合)を削減していましたが、「CO2排出量の半減」という目標には届いていませんでした。
そこで、業界で初めてカーボンオフセット(※2)の仕組みを採り入れ、CO2排出量50%オフを実現させました。

具体的には国連認証排出権(CER)を購入し、対象商品の出荷量からオフセットするべきCO2排出量を算出、その該当量を日本国政府に無償譲渡する仕組みです。日本国政府に譲渡することで、京都議定書の日本国削減目標に貢献することができます。
これは、タイルカーペットを購入する企業や建築主が、環境配慮を考え率先してグリーン調達したい、京都議定書の目標達成に協力したいという望みをかなえるために、当社が代わりに煩雑な作業を代行するということ。このカーボンオフセットへの取り組みは、環境企業として名高い企業や建築主などにご採用いただき、出荷量も大幅に伸長しています。

こんな苦労がありました…ここだけのハナシ

私たちにとって全く新しい取り組みだったので、CO2排出権の購入方法や運用方法などを綿密に調査しました。

さらにお客様にも、カーボンオフセットとは何か、当社の環境へ対する取り組みなど、効果が十分伝わるよう、販促ツールを製作するなどさまざまな工夫をしました。
とくに発売時期が迫っていたため、スピードを上げ、環境省など関係省庁との対応などにも注力し、なんとか正式発表にこぎつけました。

さらに!今後の可能性は?

低炭素社会の実現に向けてCO2排出量削減が環境企業としての使命と考え、CO2排出量の更なる削減に向けての技術開発に挑戦、環境配慮型商品の開発を重点にラインナップの充実を図ります。同時に、お客様のご要望に応えられるよう、環境に優しいながらも、どのような空間にもマッチするデザインや色調の開発も進めていきます。

当社もお客様も地球環境に貢献できるこのシステムにこれからも全力を尽くし、さらに業界一の環境企業としてできることにも取り組んでいきます。

  • ※1エコリーフ
    LCA(ライフサイクルアセスメント)という手法を用い、資源—製造—物流—廃棄—リサイクルまでの環境情報を数値化する環境ラベルです。
  • ※2地球温暖化の原因となるCO2などの温室効果ガスの排出を削減するには、省エネルギーや再生可能エネルギーへの転換が必要ですが、削減には限界があります。そこで、排出してしまった温室効果ガスと同量の排出権を別の場所から購入して相殺することを「カーボンオフセット」といいます。

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