時代を超えて愛されるウィリアム・モリスの代表作の一つで、
モリスの別荘である「ケルムスコット・マナー」でいちごをついばむツグミを見て描いたデザインです。
1883 年にモリス商会のマートンアビー工房で製作されていたハンドプリントを織物にしました。
これまでのクラシカルなイメージから一新し、柔らかく優雅な配色を新たに取り入れています。
織り組織や表現のこだわりはそのままに、オフホワイトのベースに柄が映えるよう、シルエットが美しく浮かび上がる色調を採用しました。いちごの鮮やかな赤がアクセントカラーとして柄を引き立てています。
明るく爽やかな印象を保ちつつ、高級感も感じられる仕上がりとなっています。
織物だからこそ表現できる圧倒的な色彩の豊かさと立体感があります。
鳥の柔らかくふわっとしたイメージを、複雑な色の階調の糸と組織を組み合わせた織物ならではの表現で描き出しています。
インテリア空間の中に、モリスの世界が広がります。